サイト作成
Hugoとは
Hugoは静的サイトジェネレーターと呼ばれ、Markdown形式のコンテンツからHTMLを作成してくれます。
HugoはGoogle製のGo言語で作成されており、サイト作成の速度が非常に高速です。
この記事では、MacOSでの環境構築について説明します。
ローカルでサイト作成
Hugoインストール
Homebrewを使用すると簡単にインストールできます。
$ brew install hugo
無事インストールが完了していると、以下のコマンドでバージョンが表示されるはずです。
$ hugo version
Hugo Static Site Generator v0.79.0/extended darwin/amd64 BuildDate: unknown
新しいサイトの作成
$ hugo new site new_site_name
このコマンドを実行することで、new_site_nameというフォルダー名で新しいサイトが作成できます。
テーマの追加
Hugoはテーマという仕組みで、簡単にサイトのデザインを使用できます。
テーマファイルは、themes/theme_nameディレクトリに保存されます。
git init(gitの初期化)を実行した後に以下を実行します。
git submodule add https://github.com/theNewDynamic/gohugo-theme-ananke.git themes/ananke
submodule addはgitのリポジトリ内に、子供のリポジトリを追加するコマンドです。https://github.com/theNewDynamic/gohugo-theme-ananke.gitで定義されているHugoのテーマファイルを、ローカルのthemes/anankeディレクトリに保存しています。
submoduleとして追加しなくても、ダウンロードしてきたテーマファイルを配置しても構いません。
完了した後theme = "ananke"のようにconfig.tomlファイルに追加することでテーマを使用できます。
投稿の追加
投稿はcontent/<CATEGORY>/<FILE>.<FORMAT>という形式で保存します。
hugo new post/first-post.md
と実行すると、content/post/first-post.mdに投稿んぼ雛形が追加されます。
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title: "My First Post"
date: 2019-03-26T08:47:11+01:00
draft: true
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中にはこのような情報が記載されており、記事の詳細情報を定義することができます。
Hugoを起動する
hugo server -D
このコマンドで起動できます。
通常 http://localhost:1313/ にアクセスすると立ち上げたサーバーにアクセスできます。
ビルドする
以下のコマンドでサイトをビルドできます。
初期状態ではpublicディレクトリにサイトが作成されます。
hugo